2001年6月17日(日)

今日は日曜日。
梅雨の中休みなのかお天気も良く、私達スタッフはお店の外にテントを出してお客さ
まをお出迎えしていました。

先日、マッキー社長が「魚がおる。魚がいっぱいおる。100匹はおるで〜。」と言う
ので見に行ってみると、お店の前の水路に魚らしき物がうようよと泳いでいました。
おそらく何日か前の大雨でどこからか流れついたのではないかと言っていたのですが
・・・。
今は水かさがあるからいいけど、このままほっておいたら水がなくなってこの子達は
死んでしまうよなぁ・・・。

そして今日、その中の1匹が勢いが良すぎて水のないところに飛び出てしまっていた
ようでまたまたマッキー社長が発見!
人命救助・・・ではなく魚命救助?に出かけていきました。

死にかけていた子猫を拾ってきて“

@−猫助け”、

その次はお店の花壇にいた巨大カ
メを水路に放してあげて“

A−カメ助け”、

そのまた次は何かにぶつかって空から駐
車場に落ちてきた鳩を確保して動物病院へと“

B−鳩助け”、

そのまたまた次になるのか?
はたして今回も“魚助け”になるのだろうか・・・。

そう思っているうちに若い子が両手で一匹の鯉を持って“入れ物、入れ物!!”と叫
びながら戻ってきました。
箱に入った鯉を計ってみると49センチ!結構大きくてみんなびっくりです!

それから始まったのです。私達の鯉救出大作戦。

『作戦 → 水路に迷子になっている鯉たちを裏の池に放出してあげよう!』

運良く?やってきた常連さんやBBSでおなじみのBOMさんなども道連れです。
監督はマッキー社長。リーダーはチーフメカニックのN村さん。7、8人ほどのス
タッフ&お客さんがお手伝い。
近所のおじさんが魚をすくう網と魚を運ぶ軽トラをかしてくださいました。

 

泥だらけで水は濁っているためなかなか魚をすくえません。

 


最初は難しそうだったリーダーもだんだんとコツをつかんできたようで、
こんなに大きな鯉をゲット! 



コツをつかむと次から次へと魚が網にかかります。

     

みんなで反対側から音を立てて魚を網へと追いやります。

 

BOMさんもお魚ゲット!!

  

N村リーダーなんか泥水路に入っていってしまうほど必死です。 





スタッフの高くんまでも。あっちゃぁ〜。 
大きな鯉はもういないだろうなと思ってもちっさな鯉がまだいっぱいいます。これが

またすばしっこくてみんな悪戦苦闘です。 

 

「ここ、こっちにおるで〜!」 「あっ、そっちに逃げよった!」そんな声が飛び交って
います。
泥んこ遊びのような魚命救助です。



みんな泥まみれで魚くっさ〜。しかも全身運動でへろへろ〜です。

へろへろなのにみんななんだか楽しそうです。

    

まるあさんは記録係。ふみふみは魚を網から水槽へとお手伝い。

 

あまりにもすごい数の鯉なので最初の水槽では足りず、
結局3つの水槽?が鯉でいっぱいになりました。 



酸素が足りないのか無数の鯉が水から口をパクパク出しています。お店に水を足しに行きます。



数時間かかってなんとか鯉を救出しました。まだ数匹は残っているかもしれませんが
目に付く限りの鯉は助けたつもりです。
全部で大きい鯉が20匹ほどと小さい鯉が80匹ほどいました。はぁ〜。
あとはトラックにのせて池に放しにいきます。



みんな助けてもらってよかったねぇ。元気に泳ぐんだぞ〜!
ということで、鯉救出作戦は大成功?に終わりました。

・・・マッキー社長、もう動物見つけてこないで下さいネ・・・。


レポート byふみふみ