09年10月01日( トライアル )
・・・・・フェアレディZ31 昭和車を愛するオーナーと共に VOL.2 |
前回紹介させて頂いたOさんのZ31の進化は留まる事を知りません。 時代も変わって、技術も進歩し、人も成長していく、愛車も進化する事は必然な事なのです。 2009Y 2.7L、TO4R600PS仕様のRBですが中速から高回転のトルク感と吹けあがりは申し分なく全開時は○○○`まで一気に加速します。 低速トルクが少なく街乗りの回転数で言えば2000RPM付近が弱く、加速する為にはギヤを一段落とし戦闘体制に入る必要があり、 今までは仕方のない事でした。高回転を良くすれば低速は犠牲になったものでした。 しかし時代は流れ技術は進歩しV-camという商品が誕生しました。 エンジンの効率が常に高効率になるようにバルブタイミングを状況に応じてリニアに変化させ低回転から高回転までエンジンの 持つ力を引き出す魔法のカム! アクセルを開けた分、前へ前へと進むようになりドライブが非常に楽になり、まるで魔法がかかったZ31に変身してしまった。 サイドブレーキ一体ではないのでサイドブレーキを製作する必要があります。 他車種から流用するかでメカニックとしては悩みました。 どう取り付けをするか思考錯誤が始まりました。
ブレーキング時にノーズダイブ気味だったのが安定した姿勢になり安心してブレーキを踏めるようになりました。 技術と知識、お客さんとメカニック、この全ての要素を集合させてるのがこの1台でもあります。 |
¢( ・_・) 村山メカ 記
Vol . 75