09年3月17日（ トライアル ）

今回、フォルクスワーゲンのトゥアレグにエアサスを取付しました。

元々、トゥアレグはエアサス車の設定もあるのですが、この車両はバネサス車で、
乗り降りや、使い勝手を考えた時に、通常車高に不便さを感じてきたので、
今回、エアサスの取り付けとなりました。

とは、言っても、トゥアレグ用のエアサスの設定はなく、
完全なワンオフでの製作となりました。

リアは、比較的簡単に製作できたのですが、フロントは、複雑な形状のショックの為、
かなり苦労しました。

エアタンクにしても、室内スペース及びカーゴスペースをそのままにしておきたいのと、
スペアタイヤも残したままにしたいと言う事で、苦労しました。

これで、スペアタイヤも取付が可能で、かつ、カーゴスペースを邪魔しないように
取付することが出来ました。

コントロール部とメーターに関しても、室内をノーマルの状態を維持したかったので、
コンソール内に全てを取付したかったのですが、

　

コンソール内の奥行きが足らず、メーターのみ外に出てしまいました。
でも、操作性はこちらの方がいいかもですネ。

画像をクリックすると、拡大します。


気になる車高の変化量は、フロント１50ｍｍ、リア150ｍｍです。

最高車高状態から、最低車高状態にするまでは、約15秒で出来ます。
逆の場合は、エアタンクの容量の問題があり、フロントのみで約15秒です。
その後、リアを上げようとすると、エアタンク内の圧が下がってしまい、
若干時間が掛かります。
これは、エアタンク容量を増やせば問題ないですが・・・。

その前に、そんな使い方も、あまりしないと思いますけどね。

通常の走行状態にするには、今のエアタンクで十分です。

気になる乗り心地は、推奨の走行車高だと、
ノーマルのフワフワ感も解消され、
しっかりとした乗り心地で、腰高感もなくなることで、
安心感まで生まれました。

この車両で、型取りもしたので、次からはKITでの販売も可能です。

KIT代　　609,000円（税込）

OPTION品は別途必要となります。

¢( ・_・) 　岡田メカ　記

Vol . 64