★7/30 inセントラルサーキット★
なんといっても今回で第6回を迎えたプレゼントクラブ主催ゼロヨン&チューナーズバトル。
H12.7.30(日)A.M.6:00・・・
いつもなら明るくなっているのになかなか明るくならず、空は怪しげな雲で覆われている。
最後までもってくれるかどうか・・・不安な幕開けだ。
A.M.7:00・・・・・ チームゼロヨン、一般参加のお客さんの走行開始だ。
コースはドライ。路面温度も外気も今の時期にしては低め。
と、ここまでは絶好のコンディションのようであるが、
実はコース上は突風が吹き荒れている。
しかも、逆風。次々とスタートしていくがなかなかタイムが出ていない。
そんな中、予定は順調??(少し遅れ気味)に消化され、いよいよSHOP-S・SHOP-Rクラスの予選。
すさまじいEXノイズを共にゴールラインをかけ抜けて行く
。さすがに各SHOP自慢のマシンだけあって、
Sクラスは10秒前半、Rクラスは9秒前半といったモンスターマシンばかり。
トライアルからはSクラスに青い180SXがエントリーしていたのだが、姿が見えない・・・。
実は前日の練習走行中、1本目で10秒5の好タイムを記録し、程々にしておけばいいものを2本目にトライ・・・
痛恨のE/Gブロー?
あえなく大会当日、1本も走ることなく姿を消してしまったのだ。(´ヘ`;)ハァ
最近急遽180SXのドライバーになって好タイムを出しながらも『車がいいと誰が乗ってもタイムが出るんや!』
と みんなから言われつづけていたガレージトライアルのM浦店長にとっては『ドライバーもいいのだ!!』
と アピールする絶好のチャンスだったのに・・・。
仕方がないので次に期待することにしましょうd(^−^)ネ!
P.M.1:05・・・・・
チューナーズバトル&一般ユーザータイムアタックのフリー走行。
なんと!!SHOPデモカーとお客さんのマシンとの混走だ。
お客さんにとってはプロやプロに近い方々?のラインどり等を盗める絶好のチャンスである!
トライアルはA80スープラの出番だ!
いよいよお客さんもSHOPの人達も熱くなっていた(チューナーという人種はステアリングを握ると人格が変わる場合が多いらしい)。
〜〜〜フリー走行結果〜〜〜
順位 型式 車名 タイム
1位 JZA80 トライアル 1’26.637
2位 BNR34
フェニックスパワー
1’27.336
3位 FC3S
藤田エンジニアリング
1’27.948
であった。
タイム的には今一だが、トップタイムはゲット!!!
この調子で予選、決勝も頂きっ〜!!(少しうかれていた。)
コース上ではゼロヨンのSHOP-S・SHOP-Rクラスの予選2本目。
相変わらずすごいタイムを連発していたようだが、A80部隊は予選に向けてスープラのメンテをテキパキ?とこなしていた。
作業終了時にはすでに他のショップさんたちはピットロードに並び始めていた。(やばい!予選は10分しかない。)
メンテが終わった80スープラに火が入る!大きめのエキゾーストサウンドをたて80が目覚める!
俺達の想いを乗せあわただしくスープラをコースへと送り出した。その走りを見守る気持ちはどこか願いにも似ているようだ。
だが、タイムアタック1周目にして藤田ENGさんのFC3S(OPT号)が1’24”996をマークし、早々とタイムアタックを終了していた。
トライアル80スープラも2周目に25秒台に入りFC3Sを追う!
その後アタックを続けたが・・・FCのタイムには及ばず
結局2位にあまんじてしまった。
このあとお客さんのフリー走行。
30分の間、最後にメカニックがしてやれることだと思い決勝に向けて、A80部隊は
B/Kのエア抜きやタイヤ交換を行った。
ドライバーのO村さんいわくは・・・『藤田さんのFCはとにかくコーナーが速い!』と。
いつもよりブーストがかかり気味のスープラだったがE/G自体は大丈夫ということで、
そのまま決勝に送り出すことにした。
〜〜〜チューナーズバトル&タイムアタック予選結果〜〜〜
順位 型式 車名 タイム
1位 FC3S
藤田エンジニアリング 1’24.996
2位 JZA80 トライアル 1’25.796
3位 BNR34 フェニックスパワー 1’27.232
であった。
P.M.2:55・・・・・ 曇り。コースはドライ。
3分前、コース上より各スタッフがマシンを残しピットへ下がる・・・。
1分前、各車ものすごいエキゾーストサウンドと共にこれから始まる熱き戦いに向かう闘志のごとく、
サウンドが辺りいったいの雑音をかき消した!!
そして、シグナルがグリーンに変わり9台のマシンが一斉に1コーナーへと飛び込んでいく!
3番グリッドからスタートのフェニックスパワーBNR34は、きれいなロケットスタートで前2台を交わそうとする!
『この車にはかわされるかもしれないが・・・あわよくば、FCの前に出てそのまま・・・』と思った。
が、しかし、そううまくはいかず、予想通りBNR34(Dr.山田選手)がそのままトップで1コーナーへ飛び込んだ。
2番手にFC、3番手にスープラといった順位である。
だが、コーナリングスピードに勝るFCとスープラがGT-Rをパス!
その後スープラはホームストレートでFCに並びかけるのだがパスするまではなかなかいけない!
抜けそうで抜けない熱き戦いを・・・ドキドキしながらテールトゥノーズのバトルを見守る。
2周、3周と・・・。そしてついに運命の4周目。
俺達の思いを乗せたA80スープラがホームストレートで並び、1コーナーでINに!!!
ついにFCを捕らえたっ!
FCを抜き去り、そのままチェッカーの祝福を受けにかけ抜けた!!
ゴール!!!
タイムはともかく、この結果には大満足である!!
(^_^)v
心地良い疲れと安堵感が身体を包み込んだのであった・・・。
〜〜〜チューナーズバトル&タイムアタック決勝結果〜〜〜
順位 型式 車名
周回 所要時間 ベストタイム
優勝! JZA80 トライアル 5
00:07’24.674 1’27.000
2位 FC3S
藤田エンジニアリング 5 00:07’25.798 1’27.080
3位 S15 シグナルオート 5
00:07’32.146 1’28.218
であった。v(^^)v
ところで、80スープラの役目は終わったのだが、大会はそのまま終盤へと向かう。
今大会からサーキットランと共に初の試みとなった0-400Team Battle。
エントリーは8ショップ。
各ショップのエントリーリストを見ると、お客さんとは言えないような凄まじい車が並んでいる!
みんなこのチームバトルにかなり気合が入っているみたいだ。
どこが勝ってもおかしくないような白熱したバトルが繰り広げられる中、いよいよ我トライアルチームの登場である。
しかし・・・結果は1勝4敗だったが、
唯一D-1クラスでも3位に入ったM谷くんのスープラが一矢報いてくれた!ありがとう!!
次回はみんなレベルアップしてリベンジしよう!
最終的にはやはり総合力に勝るフェニックスパワーチームが優勝!
かなり盛り上がりを見せていた。
来年は必ずや1勝以上はしたいものです。みんなでがんばろう!!
〜〜〜チームゼロヨン結果〜〜〜
順位
優勝!フェニックスパワー福井SPL
2位 ENDLESS
3位 クォーターマイル
でした!
辺りが薄暗くなり始めた頃、本日の最終イベント。
SHOP-S・SHOP-Rクラスのトーナメントの番である。
タイムを狙う為だけに作り上げられたデモカー・・・
日本一になるためにマージンを削り、ギリギリのセッティングをほどこし、
とてつもないパワーを手に入れたマシン達。
どこも鍛え上げられた実力マシンばかりだ!
究極のマシンだけに紙一重でもあるが故に残念ながら予選中にトラブルに見まわれリタイアするショップもある中、
勝ち抜いたそれぞれの8台のマシン達。
Sクラスは大会5連覇を目指す大本命スティルウェイのSW20。
この連勝を止めることが出来るのは何処のショップなのか??
参加している誰もが大注目だ!!!
}
順当に勝ちあがっていくスティルウェイSW20。
安定した速さを見せつけ、そのまま一気に優勝してしまうのかとも見えた。
そして、Sクラス決勝はスティルウェイSW20対C&Y
SPORTS AE85となった。
2JZに換装し、700PSを発揮する異色のマシンである。
バーンアウトが始まり辺りは白い煙に包まれ
運命の瞬間が今始まる! スタート!
とてつもないスキール音と共に猛烈な勢いで2台のマシン達が弾かれようとした、
その瞬間! スティルウェイ SW20痛恨のスタートミス。
巻き返しを図るが、AE85が逃げ切り、そのままゴール!
スティルウェイの連覇を阻んだのはなんと!C&Y
AE85だった。
〜〜〜SHOP-Sクラスゼロヨン結果〜〜〜
順位 型式 車名 タイム
優勝! FC3S 埼玉TOPFUEL 10.281sec
2位 SW20 フェニックスパワー福井SPL 10.469sec
3位 FD3S STILLWAY 10.536sec
でした。
さらにRクラス、名前の通りGT-Rのみのクラスである。
1000PSオーバー・・・・・9秒前半から今や8秒台もありうる争いである。
このクラスは毎回優勝者の入れ替わる実力迫中したクラスでもある。
今回も予選中から9秒前半が出ていたので 白熱したバトルが期待される。
Sクラスもそうだが、このRクラスもトーナメントに入ると0-400の区間タイム
(通常いわれる0-400タイム)は問題ではなく、
隣の車よりも速くゴールした方が勝ちなので、
プレッシャーを相手にかける為なかなかスタートラインに行かなかったり、バーンアウトを長めにしたりと、
スタート前からすでに駆け引きは始まっている。
このプレッシャーの中いかに安定して車を走らせることが出来るかというのもドライバー、
マシン共に、 トーナメントを勝ち抜く上でかなり重要なファクターである。
その総合力で今回優勝を決めたのが、
ENDLESSでプレゼントクラブ0-400で2回目の優勝となった!
ドライバーも車もすごいと思う!
〜〜〜SHOP-Rクラスゼロヨン結果〜〜〜
順位 型式 車名 タイム
優勝! BCNR33 ENDLESS
9.114sec
2位 BNR32 車工房ディサイト
9.317sec
3位 BCNR33 フェニックスパワー福井SPL
9.384sec
でした。
といった感じで長々と1日を振り返ってみたが、お客さんやショップの方々のご協力のおかげで
今回もなんとか無事終了することができ、一安心出来ました。
みなさん、次の大会に向けて練習したり、チューニングしたりとがんばりましょう
! 我々スタッフもみなさんがもっと楽しめるよう、努力いたします!
今回出場していただいたお客さん、ショップさん、そしてご協力いただいたメーカー各社さん・・・
本当にありがとうございました!!!
ぜひ、次回も宜しくお願いいたします。
詳しい結果表
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