【 ヴィッツレース 参戦記 '2003 】
ネッツカップヴィッツ関西シリーズ第1戦。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、我がトライアルではヴィッツレースに参加しています。
このヴィッツレースは、非常に改造範囲が少なく、足廻り等はTRD製しか使用できませんし、
E/gは純正部品のみの使用です。機械加工もダメ × という厳しいレギュレーションの中で行われております。
本格参戦となる今年に向けて、昨年からテスト等を繰り返し、2戦ほどレースにも参戦して車を仕上げてきました。
ドライバーは、 昨年最終戦で優勝した『松村幸憲』さんに乗って頂くことになりました。 松村選手よろしくお願いいたします。 |
そして、先日5月10日に今シーズン第1戦が行われたのです。
5月9日(金) 公式練習。
お昼過ぎに鈴鹿サーキット入りしたボク達は、公式練習に向けて
すでに前日から練習でスズカ入りしている車輌の点検等をしました。
この公式練習&明日の予選ですが・・・
ヴィッツは参加台数が多い為、2グループ(AとBグループ)に分けての走行となります。
我等がヴィッツはAグループです。
天候は暑すぎず、タイムは期待できそうだ。
しかし、ラップを重ねても思ったほどタイムが伸びない・・・。
速いチームとは少しタイム差があるようだ。
と、予選へ向けて一抹の不安を感じました・・・。
5月10日(土) 予選。
今回のレースは、1DAYであるため朝が早いのです。
起きて外を見ると・・・天気は曇り、天気予報では夕方から夜にかけて雨になりそうなことを言っています。
決勝まで天気がもってくれれば。と思いながら会場入りをしました。
時間:朝8時
天気:晴れのち曇り
気温:19℃
路面温度:22度
入ってすぐ、車検に向かいます。 | |
車検は無事OK! もう一度車の確認をして、 Aグループの予選に向かいます。 |
さあ!予選スタート!!
アタック一週目、タイヤもまだ温まりきっていない状況の中
昨日のタイムをはるかに上回るタイムです!
(昨日のタイムは一体なに?だったんだ。) |
アタック三週目くらいまではトップだったのだけど、周回を重ねるがそれ以上タイムは伸びず、
次々とタイムを破られていき・・・チェッカー!
予選三位かと思った瞬間、最終周に・・・四位になってしまった。
そしてBグループの予選が始まり、結果 スターティンググリットは7番手スタートとなった。
決勝。
さて、決勝です。7周で、14時50分スタートです。
7番手とまずまずの良い位置ではありますが、 もう少し上にいて欲しかった・・・というのが本心です。 心配していた雨もなんとか降らない様子です。 天候は曇り、気温19℃、路面温度は22度です。 |
スタートしたのですが、前に抜け出すことができず
7番手のまま周回を重ねます。
前を抜けそうなのに、なかなか抜けず、てこずっている間に5位のヴィッツとは差が広がっていきます。
レース中盤なんとか6位に浮上したものの、その間に広がった5位の車輌との差はなかなか縮まりません。
マシンの性能(使っている部品や変更内容等)はどこも変わらないから 当たり前と言えば、当たり前なんですが・・・。 チューニングカーみたいにスクランブルでも付けれたらなぁ〜 と無理なことも考えたりはしましたが・・・。 |
そうこう思っている間に、6位のままチェッカーフラッグ!!
なんとか、6位入賞です!
そのままメインスタンドで表彰式が行われ、トロフィー等を頂きました。
その後、パドックに戻り入賞車輌はジャッキアップをしなさいと言われます。
なんかあやしい車輌でもあったのだろうかと思いつつも、我が車輌もジャッキアップです。
いろいろと隅々をチェックされました。が、違反している車輌は無かった様子でした。
そういうことで、正式結果は6位。
まぁ、本格参戦、第1戦目になんとか6位入賞することが出来ました。
ほんの少し安心・・・ほっと一息って言う感じです。
まだまだ、優勝するには手を加えないといけないみたいですが、
今シーズン絶対優勝するぞぉぉーー!
とスズカの空に誓ってきました。
みなさんも応援お願いいたします!
レースの模様は月曜深夜のスーパーオプションで流れる予定です。
見てくださいね。
2003年5月15日 レポート : おさるだ光秀
Special Thanks (助手カメラマン) : 宅○くん